• 国立大学法人 愛知教育大学様

  • 教育ICTソリューション

  • ICT活用教育に対応できる教員を養成し、未来の教育現場を支える

  

  • 愛知教育大学様は、教員就職者数3年連続1位を誇る全国屈指の教員養成大学です。かねてより、さらなる教員養成教育の発展を図るべく、高度化・実践力・再教育という3つの柱を軸に、教育の改革を試みていらっしゃいました。その改革のひとつとして、この度、学校敷地内にICTによる先端技術を取り入れた「教育未来館」を設立。高度なICT教育に柔軟に対応できる、高い能力を備えた教員の養成を目指しています。

   
  • 導入の背景


    現在、文部科学省では、初等中等教育において、ICTを使ったアクティブ・ラーニングの採用など、さまざまな改革が進められています。この改革にともない、愛知教育大学様では、ICTを活用できる教員を養成することは不可欠と考え、ICT機器の導入を検討されていました。そこで、当社では、電子黒板や、HD映像コミュニケーションシステム、マルチタッチディスプレイなど、多くのICT学習ツールをご提案させていただきました。

  • 入口を入ると、デジタルサイネージに学内の情報や災害時の情報などが映し出される

  • 図書館に設置されたPCシェアロッカーには、貸し出し用のタブレットが保管されている

  • 3階建て、総面積約3千平方メートルの「教育未来館」。各所にICT機器が導入されている

   
  • システムの概要と特長


    ■ HDコミュニケーションシステムを使い、遠隔地同士の協働学習を実現

    愛知教育大学様は、静岡大学様と博士課程を共同で設置しているため、遠隔地でも授業ができるようHD映像コミュニケーションシステム(HDコム)を導入しました。遠く離れた学生同士でも、画面分割を使って積極的にディスカッションを行い、より高い教育を目指す協働研究を実践しています。また、県内にある附属小学校には数台のカメラを設置。他方向から教室全体をとらえ、HDコムで臨場感ある配信を実現。教育を志す学生たちが附属小学校の授業を見学できるシステムを構築しています。

  • プロジェクターを使った授業は頻繁に行われている

  • HDコミュニケーションシステム(HDコム)で他校と連携

  • 高倍率ズームに対応したHDコム専用カメラ

   
  • ■ 日常的に電子黒板に触れることで、次世代のICT教育に対応

    講義室に設置された電子黒板は、ICT能力向上のために導入されました。近年では、電子黒板を使った教員採用試験があるほど電子黒板の利用は拡大されています。ただホワイトボード代わりに使用するのではなく、ネットワークに繋いで瞬時に教材を映し出し、文字や言葉で説明しづらいものを画像で見せるなど、活用の幅が広がっています。愛知教育大学様では、教員になった際、すぐに電子黒板を使ったICT教育ができるよう、実際の授業を見据えた学習が行われています。

  • 電子黒板を使ってICT教育を実践

  • 自習スペースにもICT機器を導入。ノートパソコンとモニターを繋いでディスカッション

  • 文教用デジタルビデオカメラ「ぼうけんくん」で資料を拡大。テレビモニターに映し出すことも可能

   
  • ■ 高品質なAV機器システムで、用途に応じたさまざまな活用を

    高い機能を備えた音響システムや、プロジェクター、電子黒板、HDコムなど、先端の技術を集約した「多目的ホール」は、さまざまな用途で利用されています。通常の講義だけでなく、ゲストを招いた講演会や、海外の提携校と繋いだ交際交流にも活用されています。

  • 広い多目的ホールでは、プロジェクター、スピーカー、HDコム、電子黒板など、用途に応じたシステム選択が可能

  • 多目的ホールにはプロジェクターを2台導入

  • RAMSAのスピーカーで広い講義室でも高音質に

  • 高性能のRAMSA音響システム

  • 高音質なダイナミック型ワイヤレスマイクロホン。手で持たずに講義ができるタイピン形ワイヤレスマイクロホン

  • ラックにおさまった各種システム

   
  • ■ 想像力が膨らむ、ディスカッションスペース

    学校敷地内にある附属図書館には、マルチタッチディスプレイや貸し出し用PCシェアロッカーを納入。PCシェアロッカーからタブレットを取り出し、ディスカッションテーブルと繋げば、知識を共有しながらアイデアを出し合うことができます。「静」のイメージの強い図書館で、動的な学習が行える場を構築されています。

  • 図書館のディスカッションテーブルにモニターやタブレットと繋いでディスカッション

  • PCシェアロッカーにカードをかざせば、タブレットが貸し出される。充電機能付き保管庫だから、取り出せばすぐに使用可能

   
  • ご担当者の声


    この国の将来を担う、次の時代の教育者を育てるために

    近年、さまざまな職種に機械が取り入れられ、仕事のロボット化が進み、日本の産業構造は大きく変わりつつあります。そのため、文部科学省では、新たな時代に対応できる人財を育成するべく、初等中等教育を改革するプロジェクトが行われています。全国の小・中学校ではアクティブ・ラーニングを取り入れた授業が採用され、子どもたちが自ら課題を発見し、ディスカッションを経て解決に導いていく授業が行われているのです。

    本学でも、県内の附属校に電子黒板とタブレットを導入しました。子どもたちに先に課題を与え、その課題を持ちより4人で1台のタブレットを使い、討議します。討議が終わると、グループ内でまとまった結果を電子黒板に映し出し、他のグループにプレゼンテーションをして、今度はグループ同士のディスカッションを行います。これは、先生が一方的に講義していた以前の授業形態とは全く違った、次の時代の教育であると考えています。

    ICTの活用は、未来の教育現場においてとても重要なものとなるでしょう。本学では、ICTによる能動的な学習の場をつくり上げることで、日本の将来を担う子どもたちをしっかりと育てていける教育者を養成することを目指しています。

  • 国立大学法人 愛知教育大学
    理事(総務・財務担当)・副学長・事務局長
    平成26年度文部科学省委託
    「ICTを活用した教育の推進に資する実証事業」
    実証研究委員会 委員
    白石 薫二 様

   
  • システム構成図

  • 3階 多目的ホールの例
  • 主な納入機器
    ソリューション

  • ・デジタルサイネージ  4式
    ・タッチパネルコントロールシステム  3式
    ・HD映像コミュニケーションシステム  7式
    ・マルチタッチLEDディスプレイ  6式
    ・超短焦点プロジェクター  2式
    ・RAMSAオーディオシステム  7式
    ・全方位カメラシステム  2式
    ・貸し出し用PCシェアロッカー  1式
    ・ディスカッションテーブル  1式
    ・コンテンツマイスター  1式
    ・プロジェクター  9台
    ・文教用デジタルビデオカメラ「ぼうけんくん」  1台
    ・PC レッツノートAX3シリーズ 他タブレット  120台